チュートリアル・デモ

UiPath StudioXチュート読み砕き【Outlook メールでの反復処理と、添付ファイルの保存】

2022/01/27

UiPath公式のガイドに掲載されているチュートリアル「Outlook メールでの反復処理と、添付ファイルの保存」を、読み砕いて解説します。

チュートリアル: Outlook メールでの反復処理と、添付ファイルの保存

このチュートリアルでは、Outlookの検索フォルダーにあるメールから、添付ファイルを取り出してPC上に保存する流れを理解することができます。

もし公式サイトの説明が、ちょっと難しいなと感じた人は、こちらの記事を参考にしてみてください。

もしくは公式サイトで理解した後、知識を固めるためのおさらいで目を通すのもありでしょう。

この記事では、

チュートリアルをイメージ付きで確認したい。

[メールの添付ファイルを保存]の実例を見たい。

こちらにお答えしていきます。

記事編集時のStudioX - ver2021.10

自動化する処理

Outlookにある1週間前以降のメールに、検索フォルダーを使って絞り込みます。

UiPathのチュートリアルでは、1週間前のみのメールが検索対象とされています。

検索で取り出したメールは、以下のように添付ファイルが貼られています。

これらのメールから、添付ファイルを"C:¥Temp"フォルダー内に保存します。

この流れをフローチャートにし、必要なアクティビティを並べました。

準備

C:¥Tempフォルダーの作成

添付ファイルを保存するフォルダーを、Cドライブの下に作成します。

フォルダー名は"Temp"としてください。

検索フォルダーの作成

Outlookを開き、1週間前以降のメールに絞り込む検索フィルターを作成します。

添付ファイル付きのメールがない場合は、自分宛てに添付付きメールを送信しておきましょう。

[検索フォルダー]を右クリックし、
[新しい検索フォルダー]を
クリックします。
[カスタム検索フォルダーを作成する]を
クリックし、[選択]をクリックします。
[名前]に"過去7日以内の添付ファイル"と入力し、
[条件]をクリックします。
[時間の条件]で、それぞれ
"受信日時"、"過去7日以内"を選択します。
[詳細設定]タブへ移動し、
[添付ファイル]をチェックONにします。
[OK]×3回クリックしたら
作成完了です。

 

StudioXでの編集

デスクトップ版Outlookのリソース

Outlookリソースで、対象のメールアカウントを指定します。

[デスクトップ版Outlookアプリを使用]を[デザイナー]パネルにドラッグしましょう。

メールソフトに、メールアカウントが複数ある場合、[アカウント]を対象のメールアカウントに変更してください。

繰り返し(各メール)

メールを1件ずつ読み取るため、[繰り返し(各メール)]アクションを追加し、検索フォルダーの"過去7日以内の添付ファイル"を指定します。

[繰り返し(各メール)]をリソースの内側にドラッグします。 [対象フォルダー]の[+]-[Outlook]-[検索フォルダー]
-[過去7日以内の添付ファイル]をクリックします。

メールの添付ファイルを保存

メールにある添付ファイルの保存先は、"C:¥Temp"フォルダーを指定します。

[メールの添付ファイルを保存]を
[繰り返し(各メール)]の内側にドラッグします。
[保存先フォルダー]の
[フォルダーを参照]をクリックします。
"C:¥Temp"を選択し、[OK]をクリックします。 パスが指定されました。

全体の編集作業と実行結果をデモ

これまでの作業手順と、実行を動画に記録しました。

メールを絞り込むもうひとつの方法

チュートリアルでは、Outlookの検索フィルターでメールを絞り込んでいましたね。

これと同じことが「[繰り返し(各メール)]アクションのフィルターでも出来そうだ」と、気づいた人もいるかと思います。

というわけで、変更箇所は以下のようになります。

  • [対象フォルダー]…[受信トレイ]
  • [添付ファイルがある場合のみ]…チェックON
  • [サブフォルダーを含む]…チェックON
  • [フィルター]…"日付","次より新しい","7日"

まとめ

メールにある添付ファイルを保存する仕組みを、こんなに簡単に出来てしまう点が、StudioXの凄いところですね。

これを、もしOutlookVBAで組もうとするとなるとちょっと面倒だし、パッと見て流れが把握しにくいのも難点です。

この記事で、何か1つでも新しい発見が得られたのなら、僕もうれしいです。

-チュートリアル・デモ

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