ファイルの操作で、作成、コピー、移動、削除の4つは、最も基本的なアクションと言えるでしょう。
StudioXでも、この基本的な操作なだけに、漏れなく実装されています。
この記事では、以下のアクティビティについて解説します。
ファイル - 編集のアクティビティ
- ファイルを作成
- ファイル名を変更
- ファイルを削除
- ファイルをコピー
- ファイルを移動
もくじ
ファイルを作成
指定した場所にファイルを作成します。(ガイドはこちら)
新規にファイルを作成します。
作成可能なのは、テキストファイル、またはCSVファイルなど、テキストに類するものになります。
WordやExcelも、作成出来るには出来るのですが、開いてもエラーになり編集出来ません。
より正確に言えば、0byteのファイルが作成されます。
ここでは、以下の項目について解説します。
- ファイルの場所
- ファイル名
- エラー発生時に実行を継続
ファイルの場所
ファイル作成する先、つまりフォルダーを指定します。
[ファイルの場所]を指定しない場合は、プロジェクトフォルダ内にファイルが作成されます。
ファイル名
作成するファイル名を指定します。
もし、既にあるファイル名と同じ名前を指定した場合、元あったファイルの情報は消えてしまうので、注意してください。
既にあるファイルのデータは消えてしまうので、注意してください。
ガイド(Studioの方)では、[文字列を追加書き込み]を使用することをお勧めしています。
思わずデータが消えてしまうリスクを考えると、確かにこちらを使った方がよさそうですね。
エラー発生時に実行を継続
チェックON(True)にすると、ファイルの作成に失敗しても処理を継続し、次のアクティビティを実行します。
失敗したとき、次のステップへ進めても問題ない場合は、チェックON(True)にしておきましょう。
ファイル名を変更
選択したファイルの名前を変更します。(ガイドはこちら)
ファイル名をリネームします。
ここでは、以下の項目について解説します。
- ファイル
- 新しい名前
- 拡張子を保持
ファイル
名前を変更するファイルを指定します。
新しい名前
変更後のファイル名を指定します。
もし、変更後のファイル名で既にファイルが存在する場合、名前の変更に失敗してエラーになります。

拡張子を保持
ファイルの種類を表す拡張子は、基本的に変更することはありません。
特に理由がない限り、チェックONのままにしておきましょう。
稀な事ですが、テキストファイルをCSVファイルに変更するケースはあり得ます。
その時は、チェックOFFにして、拡張子と一緒にリネームさせるといいでしょう。
ファイルを削除
指定した場所にあるファイルを削除します。(ガイドはこちら)
ファイルを削除します。
ここでは、[ファイル名]について解説します。
ファイル
削除するファイルを指定します。
ファイルをコピー
指定した場所から別の場所にファイルをコピーします。(ガイドはこちら)
ファイルをコピーします。
ここでは、以下の項目について解説します。
- コピー元
- コピー先
- 上書き
- エラー発生時に実行を継続
コピー元
コピーするファイルを指定します。
コピー先
ファイルのコピー先のフォルダーを指定します。
コピーと同時に違う名前の指定が可能
覚えておくと、なかなか便利ですよ。
[コピー先]に、ファイル名まで含めたフルパスを指定すると、違うファイル名でコピーを実行してくれます。
こちらが、処理実行前後のフォルダーです。
[フォルダーを参照]からだとフォルダー名までしか参照出来ないので、[+]のメニューから指定する必要があります。

上書き
コピー先に、既に同じ名前のファイルが存在するとき、ファイルを上書きする場合は[上書き]をチェックONに、上書きをNGとする場合はチェックOFFにしてください。
チェックOFFの場合は、同じファイルが存在したときに自動化処理がエラーでストップします。
エラー発生時に実行を継続
チェックON(True)にすると、ファイルのコピーに失敗しても処理を継続し、次のアクティビティを実行します。
失敗したとき、次のステップへ進めても問題ない場合は、チェックON(True)にしておきましょう。
ファイルを移動
指定した場所から別の場所にファイルを移動します。(ガイドはこちら)
対象のファイルを、別のフォルダーへ移動します。
ここでは、以下の項目について解説します。
- 移動元
- 移動先
- 上書き
- エラー発生時に実行を継続
移動元
移動するファイルを指定します。
移動先
ファイルの移動先のフォルダーを指定します。
移動と同時に違う名前の指定が可能
[ファイルをコピー]と同じ方法です。
[移動先]に、ファイル名まで含めたフルパスを指定すると、移動と同時に違うファイル名へリネームしてくれます。
こちらが、処理実行前後のフォルダーです。
[フォルダーを参照]からだとフォルダー名までしか参照出来ないので、[+]のメニューから指定する必要があります。
上書き
移動先に、既に同じ名前のファイルが存在するとき、ファイルを上書きする場合は[上書き]をチェックONに、上書きをNGとする場合はチェックOFFにしてください。
チェックOFFの場合は、同じファイルが存在したときに自動化処理がエラーでストップします。
エラー発生時に実行を継続
チェックON(True)にすると、ファイルの移動に失敗しても処理を継続し、次のアクティビティを実行します。
失敗したとき、次のステップへ進めても問題ない場合は、チェックON(True)にしておきましょう。
まとめ
ファイル編集系のアクティビティは、いずれも操作が似ているので覚えやすいですね。
まとめます。
まとめ
- [ファイルを作成]で、ExcelやWordなどの作成は出来ない。テキストファイル作成が主。
- [ファイルをコピー]と[ファイルを移動]は、同時にリネームも可能。
この記事で、何か1つでも新しい発見が得られたのなら、僕もうれしいです。