UiPath公式のガイドに掲載されているチュートリアル「ピボットテーブルの作成」を、読み砕いて解説します。
このチュートリアルでは、Excelのアクティビティ[ピボットテーブルを作成]について、実際に操作することで理解できる内容になっています。
もし公式サイトの説明が、ちょっと難しいなと感じた人は、こちらの記事を参考にしてみてください。
もしくは公式サイトで理解した後、知識を固めるためのおさらいで目を通すのもありでしょう。
なお、ほんのちょっとだけ処理をアレンジしています。
データ自体は全く違うものですが、作業の流れは同じです。
この記事では、
チュートリアルをイメージ付きで確認したい。
[ピボットテーブルを作成]の使い方の実装例を見てみたい。
こちらにお答えしていきます。
自動化する処理
2015年の、九州の市別の人口一覧があります。
この表から、県別の市数と人口数合計を算出するピボットテーブルを作成します。
先に結果を見せておきましょう。
StudioXでの編集
Excelのリソースを追加
まずは、リソースを追加してファイルを指定します。
ピボットテーブルを作成
続けて、ピボットテーブルを作成するアクティビティを構築します。
ここまでで、ピボットテーブルの外枠が設定されました。
続いて、サブアクティビティで集計する値の詳細を追加していきましょう。
(※サブアクティビティは、僕が勝手にそう呼んでいます。)
全体の編集作業と実行結果をデモ
これまでの作業手順と、実行を動画に記録しました。
サンプルデータ(九州の人口.xlsx)
この記事に沿って、実際に操作してみたい場合、以下のファイルをダウンロードしてください。
Excelのアイコンをクリックするとダウンロードできます。
なおこのリストは、政府統計のデータをもとに作成しました。
まとめ
ピボットテーブルに限らないことですが、Excelで、ピボットテーブルの操作をある程度理解しておかないと、StudioXで組んでもピンと来にくいでしょう。
もし、Excelでもピボットテーブルを触ったことがない場合は、まずはExcelで簡単に作成してみることをお勧めします。
この記事で、何か1つでも新しい発見が得られたのなら、僕もうれしいです。