公式ガイドやUiPathアカデミーなどをやると、練習用サイトが用意されていますよね。
もちろん、教材として提供されているわけですが、アクティビティの動作をちょっと試したいときなどにも、便利だったりします。
例えば、会社でRPAを組んでいる人は、自宅で勉強したいとき、会社のデータなんて使えない場合が多いでしょう。
そんなとき、部分的にでも目的の操作を試せる環境があると助かるのではないでしょうか。
そこで、練習台として使えそうなサイトをまとめました。
主に、Webサイトや表を出力するサイトになります。
この記事では、
練習台に使えるサイトってどこかない?
適当にデータを作成してくれるサービスはある?
こちらにお答えしていきます。
もくじ
デモサイト(UiPath提供)
UiPathでは、ユニコーン検索をはじめ、4つのデモサイトが提供されています。
4つのサイトへリンクできるポータルページがこちら。
各サイトへのリンクをこちらへ掲載しました。
Unicorn Name Generator
https://www.rpasamples.com/findunicornname
公式ガイドのチュートリアルなどを見てみると、ユニコーンを検索するサイトが使われています。
自分の名前と誕生日を入力し、[Get Unicorn Name]ボタンをクリックすれば、自分のユニコーンがみつかるという。
なんだか、遊び心があっていいですよね。
このサイトを使って、テキストへの入力やドロップダウンの選択、クリックなど、基本的な操作を試せるでしょう。
Supplier Management System
https://www.rpasamples.com/suppliers/?locale=jp
ポータルからリンクすると英語ですが、日本語訳のサイトもあるので、そちらのURLを掲載しています。
なかなか凝っていて、業者一覧から、更に詳細画面を開いて編集できるようになっています。
このような構成になっているサイトって、結構ありますよね。
- 業者一覧
- 詳細ページ
業者一覧で、[新しいサプライヤー]ボタンをクリックしたときのページです。
様々なバリエーションの入力項目が配置されていますね。
代表的なオブジェクトで項目にないものといえば、ラジオボタンぐらいではないでしょうか。
Password Generator
https://www.rpasamples.com/passwordgenerator
パスワードを生成するサイトです。
意外と実用的?
Sales Oppotunity
https://www.rpasamples.com/opportunities
このサイトでは、表示されているリストをエクスポート(ダウンロード)できるようになっています。
エクスポートできるファイルの形式は3種類あります。
エクスポートのファイル形式
- 書式付きExcelファイル
- 書式なしExcelファイル
- CSVファイル
RPAチャレンジ(UiPath提供)
https://www.rpachallenge.com/?lang=ja
入力項目の配置がランダムに表示されるフォームに対し、どれだけ速く、かつ正しい場所に入力できるか、いわゆる力試しのサイトです。
フォームは、[登録]ボタンをクリックする度に変わります。
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入力する情報は、あらかじめExcelが用意されていますので、ダウンロードして使ってください。
StudioXの項目を検知する精度は非常に優秀なので、正直入力位置を間違えるほうが難しいでしょうね。

RPAの練習に使えるGoogle検索
インターネットの覇者たるGoogle。
通常の検索以外にも、天気や株価などを分かりやすく表示してくれるのは、ご存じの人も多いですよね。
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上図のように、"特定の単語"と"調べる対象"で、結果を表示してくれる組み合わせは色々とあります。
例えば、調べる対象をExcelなどにリスト化し、繰り返し処理で結果を連続して調べていくなど、楽しみながら、いい練習になりますよ。
以下、組み合わせの一例です。
Google検索のキーワード
その他のサイト
乗換案内
RPAは、個人よりもむしろ、企業で沢山活用されています。
その背景もあってか、よく運賃計算のデモを見かけますね。
できるUiPathのデモサイト
書籍「できるUiPath StudioX」に掲載されているURL、だったと思います。
何度か斜め読みしたのですが、どこに掲載されていたURLだったか・・・。
2つのWebサイトが用意されており、1つは経費登録画面、もう1つは経費照会画面ですね。
経費照会画面は、一覧が複数ページあります。
そのため、「表抽出」の使い方を押さえる際に役立ちます。
サンプルデータをランダムに生成するサービス
すでに名簿などがあればいいのですが、リストがない場合は、ランダムに生成してくれるサイトがあります。
1,000人の名簿を一瞬で作ってくれるのは、本当に助かります。
結果が表示されたら、Excelにコピペして練習台として活用してください。
適当な名簿録 - MW211
とても歴史あるサイト、MW211にある「適当な名簿録」では、ランダムな名前や住所などが生成できます。
例えば住所録の住所は、うまい具合に偽物で、実在しない住所ですね。
"武将録"とか、「あー、いそう!」って思える名前だったり。
なんちゃって個人情報
名簿リストを作るなら、このサイトがおすすめ。
出力形式が、XMLやCSVなどから選択できる他、個人情報にありがちな項目が揃っていますね。
住所.jp
趣旨とは少しずれてしまいますが、役立つデータとして紹介します。
このサイトで配布されているのはサンプルではなく、むしろリアルな住所データですね。
一般的によくあるCSVやAccess、SQLなどのデータ形式で配布されています。
毎月更新されていて、常に最新化されているのはありがたいですね。

まとめ
練習したいと思ったとき、ちょうどいいWebサイトがないか探そうとしても、案外見つけにくいものです。
UiPathから、いろんなバリエーションのサイトを提供してくれているので、上手に利用しちゃいましょう。
この記事で、何か1つでも新しい発見が得られたのなら、僕もうれしいです。